観光特急 海幸山幸
海幸 山幸

製造

平成15年 新潟鉄工所

機関

DMF13HZ

機関番号

NP131D/NP131T

座席数

30席

最終全般検査

平成21年9月 小倉工

最終要部検査

平成21年9月 小倉工

製造

平成15年 新潟鉄工所

機関

DMF13HZ

台車

NP131D/NP131T

座席数

21席

最終全般検査

平成21年9月 小倉工

最終要部検査

平成21年9月 小倉工

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 日南線の観光特急「海幸山幸」は、2005年秋に宮崎地区で猛威を振るった台風14号の被害で廃線となったTR高千穂鉄道のトロッコ列車「トロッコ神楽」で使用されていた車両を譲り受けたものです。車両デザインはドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏によって手掛けられ、車両の側面に飫肥杉の板を貼付けているのが外観における最大の特徴です。飫肥杉は車両内部にもふんだんに使用されており、これまでの観光列車とはひと味違った車両になっています。

 この「海幸山幸」号は土休日に1日1回、宮崎〜南郷間を往復します。途中の「鬼の洗濯岩」が見えるところでは一旦停止するなど、日南線の観光列車としての役割を十分に発揮してくれています。また、車内では宮崎ならではの物産販売などを行っており、宮崎県のPRにもつながることが期待されます。

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海幸号(キハ125-402)の車内

海幸号(キハ125-402)の車内

海幸号(キハ125-402)の車内

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山幸号(キハ125-401)の車内

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各座席備え付けのテーブル

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車椅子の人の為にスロープ常備

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車販スペース 棚には飫肥杉製のおもちゃが  (キハ125-401)

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バリアフリートイレが増設

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MH専用スピーカー(ジャンパ裏)

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次駅表示器

 観光特急"海幸山幸"の座席は、海側(東)に2列席、山側に1列席がそれぞれ並んでいます。JR九州の列車でグリーン席をのぞいた2列+1列の座席配置は初めてとなります(特急"ゆふいんの森"の一部座席は2列+1列)。その為座席のピッチは非常に広く、足元にもかなりの余裕があります。

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車両間にはのれんが付けられている

車椅子スペース(キハ125-402)

海幸山幸関係リンク(工事中)

南郷町周回バス  宮崎交通「にちなん号」

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リクライニングシート(キハ125-401)

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この"海幸山幸"に使用される車両の車内照明には白色LEDが使用されており、とても明るい車内になっています。また、このLEDが使用されるのは日本では初めての例です。

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2009年12月より、2号車の30席中21席が指定席となった為、自由席(1A/B/C〜3A/B/C)と指定席(4A/B/C〜10A/B/C)が新しく座席のカバーで区別されるようになりました。自由席は白字、指定席は緑字でそれぞれ標記がなされています。なお、座席カバーの導入に伴って最初から指定席のみの1号車にも同様の指定席カバーが使用されています。