途切れたレールから
8620形蒸気機関車(48647)
神楽酒造の物販施設(公園)に存在する。"トンネルの駅"再整備時に熊本県の展示場所から移設されたもの。
名古屋で新製され、長年西九州側を中心に活躍、"ロイヤルエンジン"お召し列車牽引機関車としても供されたという。
設置場所のコンクリート橋梁はちょうど高森〜高千穂間の未成線直上であり、宮崎とは縁の薄い個体ではあるものの、
メモリアルモニュメントとしての存在意義は大きい。
しかし手前の保存気動車のほうが目立っているということもあり、いまいち勿体ない感が拭えない。
現役当時と変わらぬスタイルを保っており、非常に好感度が高い。しかし手の触れられない場所にあり、塗装や修繕には
不安がつきまとう。
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