途切れたレールから
阿佐海岸鉄道阿佐東線ASA-301 (高千穂鉄道TR-201)
2008年に全線廃止となった高千穂鉄道の忘れ形見。
海を越えた徳島県は阿佐海岸鉄道の海部車両基地で自社保有ASA-201が修復不能となる事故に遭い、代替車が探されていた。
動態で維持されていたこの車両に白羽の矢が立ち、2009年に搬出、福岡での再整備の後いわゆる中古車としてデビューした。
山を越えて熊本へ行くことは叶わなかったが、今日も海を眺めながら公団線路をのんびり走る。
阿佐海岸鉄道はDMV(デュアルモードビークル/線路を走れるバス車両)の導入を正式に決定、この車両も間もなく退役が見込まれています。
車内の様子
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