住吉村営人車軌道
住吉村営人車軌道
宮崎県住吉村、国鉄次郎ヶ別府駅(現日向住吉駅)から住吉神社を結んだといわれる人力軌道。
当時の県知事が鉄道設置に熱意のある人物だった(?)こともあり地元の青年会が中心となり、参拝客を小柄な客車に乗せて押して運んだとされる。
有力な公式記録が残っておらず、紹介できる情報も伝聞に留まることを了承されたい。

現在の日向住吉駅。この裏手(南側の踏切)?あたりを始点としたらしい。

県道11号線が住吉神社の参道であり、この軌道敷であったとされている。

当然といってはなんだが、全く痕跡を見つけることはできない。

県道、次郎ヶ別府駅方向を参道から望む。


そこから後退。自動車は一方通行の生活道路となっている。


鳥居の先からはフェニックス園内道路になる。交通量が多く危険。


神社入口の鳥居、フェニックス自然動物園が見える。
住吉神社は全国の住吉神社の元宮で、日本神話に登場する禊祓の池はここの南に存在している。

かつての終点付近(?)には宮崎市営フェニックス動物園が隣接、シーガイアリゾートの入り口にもなっており宮崎交通バス、園内シャトルバスに
ここから乗ることができる。ゴルフ場も近くかつてはボウリング場もあるなど、レジャー連絡地の性格が強くなっている。
(取材:hiroto)
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