通称"二つ目レインボー"(一つ目とも)は宮崎交通では1982年から88年にかけて70台余が投入されました。
北は高千穂、南は串間まで、往年のモノコック車両にまじって県内各地を縦横無尽に駆けました。
明るく軽快なスケルトンフレーム(車体)、ワンマン機器、冷房装置の搭載と隔世の装備で地域に衝撃を与えたことでしょう。
個体差が少なく、趣味対象にならないとされていますが、逆にどこででも同じ形の車両が居たと、幼少時より心に焼き付けられたのが、
ここに紹介をしている理由になります。主張の激しい独特でクリアなエンジンサウンド、
無骨ながら愛らしいマスクのバスが居たことを末長く語り継いでいきたいと考えています。
主要諸元
| 車 体 形 式 | K-RJ172AA | P-RJ172BA | P-RR172BA |
機 関 形 式 | EH700(自然吸気直列6気筒) | H07C(同) | H07C(同) |
乗 車 定 員 | 57(着席28) | 57(着席28) | 57(着席28) |
年 式 | 1982〜1984 | 1984〜1987 | 1988 |
登 録 車 両 | 473〜486 515〜521 527〜534 | 577〜586 638〜640 717〜719 758〜765 | 820〜834 |
illusted by Miyachiku design Works
記事:みやそう 協力:宮崎たぬき顕彰会
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